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『世界のすごい城と宮殿333』を読んでいたら、
私も色んなお城を訪れたなあ・・・と思い出し、
これまで訪問したことのあるお城について
備忘録として整理してみることにしました。
 

今回は、Japanische Paleis 日本宮殿です。

ドイツのドレスデンで日本って・・・
不思議な感じですね。
どんな建物なのか、期待が膨らみます。


日本宮殿は、エルベ川を渡った先、
旧市街の対岸に位置しています。


さて、旧市街から路面電車に乗ってやってきました。
宮殿らしい立派な建物ですね。
P1010608★
でも外観からは、あまり日本を感じません。

近づいて見てみると、
日本というよりは、ギリシャ神殿風?
P1010609★
正面には、展覧会を紹介する垂れ幕が張られていて、
現在は博物館になっているようです。


中に入ってみましょう。
P1010612★
あれ、進入禁止のマークが!
博物館の出口に入ってしまったようです(;'∀')

博物館では企画展があっていましたが、
興味のないテーマだったのでパス。
建物内部は、ほとんどリノベーションされていて、
所々に古い部分が残されている感じです。

こちらの古い柱の彫刻は、アジア系の人のように見えます。
P1010614★
でも、日本人ではなさそうですね。


この柱も、アジア系の人物像になっています。
片手で柱を支えていました。力持ち! w(゚o゚)w
P1010622★

中庭に来ました。
P1010615★

中庭の水場や外壁の装飾など、
あらゆる彫刻がアジア風のデザインになっていました。

P1010616★

P1010618★

宮殿内部は、博物館や学校等になっていて、現役の公共施設として活用されていました。
そして結局、日本の要素は発見できず (;'∀')

もしかしてドイツ人がイメージする日本風の装飾がある、煌びやかな宮殿を見学できるのかしら・・・と想像していたので、ちょっと予想外でした。

後で調べたら、ここは18世紀初頭にアウグスト強王が自分のコレクションを飾るために入手した宮殿で、最初は「オランダ宮殿」という名前だったそうです。
しかし、改装する際に当時流行していたシノワズリーと呼ばれる中国趣味を取り入れ、中国人風の彫刻などで装飾されたようです。
それで、日本はどこに行った・・・?
と思ったら、アウグスト強王が収集した膨大な日本の磁器コレクションを展示するための宮殿に改装したことから、「日本宮殿」と呼ばれるようになったとのこと。
今は、この宮殿には日本の磁器も日本に関係する品物も展示されていませんが、名前だけに「日本」が残っているんですね。

想像していたのとは違っていましたが、日本の磁器を愛したアウグスト強王が。宮殿に「日本」という名前を付けたことを知れてちょっと嬉しかったです。



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2021.10.10 Sun l お城 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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