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薩摩の小京都と呼ばれる
鹿児島県知覧町の武家屋敷見学の続きです。

こんどは、佐多直忠氏庭園を拝見します。
201903武家屋敷 (17)

解説によると、
佐多家は知覧領主の家系で、
知覧で最高位の役人を勤めていたとか。
そのため、門構えも格式の高い様式だそうです。

そういえば、屋根が二段になっていますね。
201903武家屋敷 (18)

中の方へ進むと、
緑の門がお庭の入り口になっていました。
201903武家屋敷 (19)

綺麗に剪定していますね。
201903武家屋敷 (20)

お庭は、遠くの山を借景にして、雄大な感じ。
201903武家屋敷 (21)
18世紀中頃の寛保年間に作られたんだそうです。


次は、佐多民子氏庭園。
201903武家屋敷 (22)

201903武家屋敷 (23)

白い砂に石と植木が映えてますね。
201903武家屋敷 (26)
こちらは、宝暦年間(1751~1764)の作庭。

梅の古木の鉢植えが並んでいました。
201903武家屋敷 (24)
知覧の武士は、春になると花を愛で、和歌を詠んだとか。

面白い形の岩の手水鉢がありました。
201903武家屋敷 (25)


つづいては、佐多美舟邸庭園。
201903武家屋敷 (27)
佐多民子氏庭園とよく似た感じのお庭でした。


次は、また大きな茅葺屋根の住宅です。
201903武家屋敷 (28)

二つの茅葺屋根がつなげられた、
知覧独特の建築様式で、
知覧型二ツ家と呼ばれるもの。
201903武家屋敷 (29)

屋根と屋根のつなぎ目は、檜皮葺きになっています。
201903武家屋敷 (30)
茅を何層も重ねてこんな風に綺麗に作り上げるって、すごい技ですね。
雨を防いで、断熱して、しかも美しい w(゚o゚)w


最後に、平山亮一氏庭園。
201903武家屋敷 (31)

綺麗に刈り込まれた庭木ですね。
201903武家屋敷 (32)
刈り込まれた木の前に並んでいる四角い石は、
盆栽を載せるための切り石で、
これも琉球庭園の影響なんだそうです。

とても見ごたえのある知覧の武家屋敷の庭園でした。



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2021.06.11 Fri l 2019 知覧 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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