ジェノバの主要駅の一つであるプリンチペ駅に近い、バルビ通りに来ました。
左手の建物は、ジェノバの王宮です。現在は国立美術館の一つとして建物の一部が公開されています。

17世紀に銀行家のバルビ家が建てた大邸宅で、18世紀にはドゥラッツォ家が大規模に改築と増築を行い、19世紀の1830年頃からサヴィア家が住んだそうです。
サヴォイア家がサルデーニャ王だったことから、ここが王宮と呼ばれるようになったらしい。
入り口の先に中庭が見えます。

左手に美術館の看板がありました。矢印にしたがって、階段を3階まであがります。

階段室がとても明るくて、いい感じ! しかも踊り場が広い。

チケットを買って入ると、一番の見どころの「鏡の間」へ。
フランスのベルサイユ宮殿の鏡の間をお手本にして作られたそうです。
こちらはピンクと淡いグリーンで、乙女チックな広間。大きな油絵がかかっています。
豪華な「玉座の間」。
「謁見の間」。
「王の寝室」。ベッドは18世紀のもの。王様なのに意外と可愛い部屋ですね。
中央の絵画は、ファン・ダイクの「磔刑」。
立派な部屋が、この先にもずらりと続いています。
淡いブルーに、金と緑色で彩られたつる草模様が可愛らしいお部屋もありました。
このお部屋の一角に、礼拝室が。

左手の壁に小さな窓があります。
これは、懺悔用の窓だったかな。
小窓の向こうに神父さんがひかえていて・・とかなんとかだったような。
説明を聞いたけれど忘れてしまいました。

「王女の寝室」。
こちらの方がベッドは金と赤で豪華だし、重厚な感じなので王様用なのではないの?と思ったけれど、
解説では王女さま用とのこと。
17世紀に作られたベッドをモデルに19世紀に作られたそうです。
この部屋はもはやなんの部屋だったのか忘れました。。
大きなタペストリー。ずいぶん古そうです。
3階には広いテラスがありました。先端まで行くと、海が見えるのかな?
日差しが強過ぎて、テラスに出る勇気はありませんでした。
照り返しが強くて、サングラスをかけてもすごーく眩しかったんです。
テラスに面していて明るい「アウローラ(曙の女神)のサロン」。

天井画は、立体的ですごいです。本当にそこに天国があるような感じがします。
ジェノバで最も大きな宮殿と言われるだけあって、とても見応えのある建物でした。
17世紀から19世紀にかけて手を加え続けられたとのことで、それぞれのお部屋の調度品や内装も様々で、とても面白かったです。
次は、庭園を見にいきます。
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