今回(2022年)の出張は、先方のご厚意で
ビジネスクラスを用意していただきました。
ロシア上空を避けて飛行するため、
成田ーヘルシンキ間は、
通常より長い13時間20分のフライトになります。
ですから、フルフラットになるシートで飛べるなんて、
本当にありがたい限りでした。
さて、フィンエアー AY74便
JALとブリティッシュエアとの共同運航便として
21時40分に成田空港を出発です。
こちらが、お世話になったフィンエアーの機体。
翼のカーブとうねりが独特で
なんとも色っぽい
機種は、A350-900です。
このエアバス社のA350-900で、
前方席に乗ったのは初めてだったのですが、
その静かさ、乗り心地の良さに感動しました。
エンジンを止めて滑空しているんじゃないの?
と思うほど、エンジン音や振動が少なかったのです。
聞こうとしてもエンジン音らしい
ゴーー-っという音は聞こえず
風切り音のような静かな音だけでした。
帰りに搭乗したボーイング787-8と比べると
一層、A350-900の静かさを実感しました。
さてこちらがお世話になったシート。
この機材のビジネスクラスは、1-2-1の配席。
見方によっては2-2-2かな。
いずれにしても、どの席からも
通路に直接アクセスできます。
小さなテーブルには、
マリメッコのアメニティポーチと
メニューが用意されていました。
座ってみると、モニターが斜めを向いています。
モニターは、左下のボタンを押すと
こちら側に向きを変えられ、見やすくなります。
足元は少し狭くなっていますが、
奥行きは十分ありました。
席について間もなく、ウェルカムドリンクのサービス。
シャンパンをいただきました。
北欧の白樺の林を思わせるような
イッタラのグラスも素敵です。
シャンパンを置いている小さなテーブルの下には
ミネラルウォーターのボトルと
安全のしおりが入った小さなポケットが。
機内誌や免税品販売のカタログは無く、
モニターに載っているQRコードを
自分のスマホで読み取って見るというスタイルでした。
右手の壁には、読書灯とコントローラー
イヤフォンジャック、コンセント、
シート用ボタンがひとまとまりになっています。
その横には、フックのある窪みがあって
ヘッドフォンが掛けられるようになっています。
ヘッドフォンは、というと
座面のすぐ横の三角形を
パカッと開けると、こんなふうに入っていました。
隣りのモニターがよく見えますが
仕切りが深いので、隣の人の姿は
見えないようになっています。
離陸に備えて、だんだんと
照明が暗くなってきました
左手の窓側席は、空席
右手を見ても、窓側までずっと空席
ビジネスクラスの乗客は、7~8名程度だったように思います。
ところで、こんなに空いているのに
そういえば、チェックインの時に、
席の希望を聞かれませんでした。
窓側席の乗客は、二人だけで
あとは皆、中央の席です。
なぜ窓側の席をアサインされなかったのかしら
窓側がすきなんだけどなあ~
と思っていたら、飛行中に気が付きました。
今回は北極点を通過したのですが、
その前後の時間帯、ものすごく機内が寒かったのです。
きっと、窓側はもっと寒いから
外側の影響をうけにくい中央の席を
用意してくださったのでしょうね。
快適なシートのおかげで爆睡し、
あっという間に13時間が
過ぎてしまった感じのフライトでした。
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