烏帽子岳を下って
和多都美神社にやってきました
和多都美は、「ワダツミ」ではなく、
ここでは「ワタヅミ」と読むそうです。
ワダツミは、日本の神話にでてくる海神のことですが、
地域によって表記する漢字や
呼び方がいろいろ異なるんですね。
ガイドブックによると、
和多都美神社の創建時期は不明ですが、
海神の豊玉彦尊(とよたまひこのみこと)が
この地に海宮(わたつみのみや)という
宮殿を造ったことが始まりとされているんだとか。

本殿には、
彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)と、
豊玉姫命(とよたまひめのみこと)の
夫婦神が祭られているそうです。
拝殿にお参りし、その右手にまわってみると
波良波神社(はらはじんじゃ)という
小さな祠がありました。

御祭神は、豊玉彦命(とよたまひこのみこと)。
本殿に祭られている豊玉姫のお父さんですね。
こんどは、拝殿の左手にまわってみると
三本足の鳥居が。
中央に祭られていたのは亀甲石です。
そう言われてみると、
割れ目が入った石が
亀の甲に見えなくもないですね。
拝殿の左横にある松の木。
地面をはうように伸びた
長くて太い根っこがすごくて、
生命力感じます。
さらに奥まった本殿の左には、二つの祠。
こちらは境内社の浜殿御子神社。
ここに祭られているのは、本殿と同じ、
彦火火出見尊と豊玉姫命です。
他所に祭られていた二柱の神様が
こちらに遷されたんだそうです。
拝殿の右手には森が広がっていて
白い砂利が敷かれた小径が続いていました
気持ちの良い森の中を少し歩くと
道の脇に鳥居が現れました。
橋を渡り、突き当たりには
豊玉姫命の墓がありました。
写真では伝わりにくいですが、
静謐な独特の空気感が漂っていて、
神聖な雰囲気でした。
さて、神社の手前の参道に戻ってきました
参道の脇の入り江に、また三足の鳥居が。
鳥居の内側には、
またヒビだらけの石が見えます。
近くの解説板に、「磯良恵比寿」とありました。
和多都美神社には5つの鳥居があって
そのうちの二つ、一の鳥居と
二の鳥居が海の中にあります。
三の鳥居越しに、二つの鳥居を見たところ。
2020年9月の台風で、
一の鳥居が崩壊したそうですが、
再建されて、白く綺麗な鳥居が建っていました。
海の中に鳥居が立っている風景は良いものですね。
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