『世界のすごい城と宮殿333』を読んでいたら、
私も色んなお城を訪れたなあ・・・と思い出し、
これまで訪問したことのあるお城について
備忘録として整理してみることにしました。
今回は、2011年に訪問したザクセン選帝侯の狩猟の館、モーリッツブルク城です。
『世界のすごい城と宮殿333』にも掲載されています。
ドレスデンの中心部から15㎞ほど北にある、モーリッツブルク城へ向かいます♪
ドレスデン新市街駅の前にあるバス停から、
326番か457番の路線バスを利用して行くことができます。
乗客はけっこう多くて、私はほとんど立ってました。
一番前の方で立っていたので、眺めを楽しめましたよ♪
市街地を抜け、森の中を通り、乗車時間25分ほど。
進行方向の先の方に、小さく、かすかにお城が見えてきたら、
最寄りのバス停に到着です。
この写真では、お城が大きく見えますが、望遠で撮影したためです。
実際は、とても小さく見えるので見逃さないようにご注意くださいね。
バスを降り、お城を目指して歩いていくと、
湖の中に建つモーリッツブルク城が見えてきました。
優しい色合いで、おとぎの国のお城みたいで素敵です♪
四隅に塔があって、クリーム色と白の壁に赤茶色の屋根。
独特のたたずまいですね。
このお城の名前の由来は、ザクセン大公モーリッツが
16世紀にここに狩猟用のお城を建てたから。
でも、現在の姿になったのは、18世紀の初め頃。
ツヴィンガー宮殿も建てた、あのアウグスト強王の指示で、
1722年から1727年にかけて大規模な増改築がおこなわれ、
4つの塔をもつ左右対称の姿をした、バロック様式のお城になったそうです。
湖の中を真っすぐに伸びる道を、お城に向かって進みます。
お城は一段高いところに建っていて、最後はのぼり坂になっていました。
正面の入り口にやっと到着!
入り口のすぐ上にあるのは、ザクセン王家の紋章。
さらにその上、バルコニーの上についているのはポーランド王家の紋章。
アウグスト強王は、ポーランド王も兼ねていたそうです。
狩猟用の館らしく、エントランスには立派な角をもつ
鹿の頭部が壁にかけられていました。
残念ながら、これより先の内部は撮影禁止 (;_;)
大型の鹿の角がたくさん飾られた「石の間」やダイニングルーム、
壁面が金唐革で飾られた豪華なお部屋、
白とゴールドのきらびやかな礼拝堂など
豪華で綺麗な内部でした。
こちらは裏側というか、庭園側に出てきたところ。
そして、振り返るとこんな感じで庭園へと続いています。
庭園は広大で、いくつもの湖と鬱蒼とした森が広がっています。
お城の敷地内で、十分に狩猟が楽しめるんですね。
それでは、庭園の探検にでかけましょう~♪
振り返ると、お城がずいぶん遠くなってきました。
お城の周辺を堀のように囲んでいた人工の湖とは別の、
一番大きな湖のほとりにやってきました。
そこには、とっても可愛らしい邸宅が。
ピンク色で、2階建てのこじんまりとした建物です。
1770年頃に建てられたファイザンデリー Faisanderie
と呼ばれるロココ様式の小宮殿です。
ここも、内部の写真撮影は禁止でした。
反対側から見たところ。湖に面している側です。本当に可愛い♪
屋根のてっぺんに、傘をさした人物像が見えています。
珍しいですね。
拡大して撮影してみると、こんな感じ。
二人の人物が、それぞれ別の方向を見て立っています。
これも中国趣味の影響でしょうか。
小宮殿から湖へ続く道があったので、行ってみましょう。
湖に突き出した堤防に、ピンク色の灯台が。
ちょっとオリエンタルな雰囲気の可愛い灯台ですね。
建物も庭園も、ロマンチックな雰囲気のお城でした。
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