自動車のCMで時々見かける
石垣と生垣の素敵な通り。
どこなんだろうと思っていたら、
鹿児島県知覧町にある
260年ほど前の武家屋敷の通りだったんですね。
薩摩の小京都と呼ばれているそうです。
2年ほど前になりますが、
この知覧の武家屋敷を見にいってきました。
入園料を支払うと、
7つある武家屋敷庭園を見学できます。
所々折れ曲がった通りに沿って、
武家屋敷が点在していますね。
まず、森重堅邸庭園に行ってみましょう。
石垣の石は、ほとんどすき間なく、
きっちり積まれています。
門を入ると、大きな蔵が目に入ります。
蔵の前に建て看板。
「落書の壁ではありません!!ゴッツイ罰則あり」
と書かれています。
落書きはダメですよね。
でもなぜかこの壁を見ていると
何か書きたい衝動に駆られるのはなぜかしら (゚∀゚)
ゴッツイ罰則というのも気になりますね。
蔵の屋根が鎖のようなもので
壁に縛られているのも興味深かった。
蔵の近くに受付の建物があり、
入園料を支払います。
入園料は、この地区に点在している受付の
どこか1カ所で支払えばOK。
あとはチケットを見せるだけで
全ての庭園を見学できます。
ここでは、知覧茶のサービスがあったのが嬉しかったです。
奥に進むと、木が綺麗に刈り込まれた庭園が。
手入れが行き届いていますね。
水をたたえた池があるのはここだけで、
残り6つの庭園は、枯山水となっていました。
次は、旧高城家住宅。
ここは、庭だけでなく建物も見学できました
立派な門構え。
家の格式によって、門の形も違うのだそうです。
門の先には、屋敷が見えないよう
屏風岩と呼ばれる石垣があります。
沖縄の影響だそうです。
建物は、茅葺の大きな屋根。
庭の方から中をのぞくことができました。
わりと最近までここで生活していたような雰囲気ですね。
天井が高い。
武家屋敷は、こんな通りの両脇に並んでいました。
木と石の落ち着いた雰囲気の通りですね。
国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されているのだそうです。
通りの角には、石敢當(魔よけの石碑)。
これも沖縄の影響だそうです。
昔、知覧の港は、
琉球との貿易の拠点となっていたため
いろんな影響を受けているそうですが、
奄美地方だけでなく、
山あいのこんなところまで
琉球文化の影響が伝わっていたというのは、
驚きでした。
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