プラド美術館の裏手の丘の上にそびえ立つ、サン・ヘロニモ教会。
ここもとても立派なので寄ってみることにしました。
夕日に照らされ、青い空をバックに美しいです。
入り口の上を飾る彫刻。聖書の一場面でしょうか。
周囲のつる草模様の彫刻も細かくてすごいですね。
外壁は、石とレンガを組み合わせて作られています。いかにも古そう。
この教会は16世紀初頭に建てられた、マドリードで最古のゴシック建築だそうです。
スペイン王の戴冠式にも使われたことがあるとか。
内部は、それほどきらびやかではなく厳かな雰囲気です。
中央の祭壇には、彫刻ではなく大きな宗教画が飾られていました。
教会内の両側面には、このような小さな礼拝堂が並んでいます。
古い絵画もいろいろとありました。
ステンドグラスが、細密で綺麗でした。
16世紀末に日本からバチカンへ行きローマ法王に謁見した遣欧少年使節は、この教会でスペイン王と面会したのだとか。
偶然入った教会が、日本とゆかりのある場所だったなんて。
歴史を肌で感じることができた貴重な機会でした。
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