現在、国立美術館になっている「スピノラ宮殿」へ行きます。


ガリバルディ通りから狭い路地に入って、しばらく歩いたところにありますが、路地の入口に、このような案内板がありました。
地図を見ると、すぐたどり着けそうですが、実際はなかなかの冒険でした。
案内地図の横には、このような写真付きの案内板も掲示されていました。
路地に入っていくと、狭いし、暗いし、距離感がつかめません。
建物の角の高いところから、マリア様が見守っているので、少しホッとします。
詳しく書けませんが、通りに立っている人が怖すぎて、写真が撮れない通りもありました。
人通りが少なくて、ほとんど地元の人ばかりになりました。
心細くなったところで、ようやくスピノラ宮殿に到着。
クリーム色に黄色のアクセントが印象的な外観です。
3つ並ぶ大きな入口から入ると、吹き抜けになった中庭があります。

ガラスの煙突状のものは、シースルーのエレベーターでした。
この建物と調度品は、スピノラ家から国へ寄贈されたものです。
この宮殿の所有は、様々な貴族の手に移りましたが、17世紀以降の絵画や歴史的家具のコレクションが保存され、展示されているそうです。
ここは、大広間。ロココ調の室内です。

天井画は、この邸宅の最初の所有者であったグリマルディ家の栄光を讃えるフレスコ画。
大きな油絵と立派な家具や壺が印象的です。
こちらの部屋にもたくさんの絵画が飾られていますね。
こちらは「鏡の間」。アーチ型の天井には、ロレンツォ・デ・フェッラーリによるフレスコ画。
大理石の床の模様も立体的に見えて面白い。
こちらは、肖像画が飾られた部屋。
19世紀中頃の日本(有田製)の花瓶も飾られていました。
上の階には、イタリアの焼き物やタペストリーなどが展示されていました。
スピノラ宮殿は、ちょっとアクセスしにくい場所にありましたが、中はとてもエレガントな宮殿でした。ここでも17世紀以降のジェノバが繁栄していた時代の貴族の豪華な暮らしぶりを見ることができました。
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